舞-HiME 運命の系統樹 プレイ日記 其の壱
それは、愛故の戦いの物語―
先述の「with be」と似たタイプのアドベンチャーゲーム。
なんとなくキャラデザが気に入ったんで
「with be」と一緒にイキオイで購入してしまいました。
まだ未クリアですが多分終盤だと思います。
さてさて。最初に言っておきたいのは、
両作共に見た目とは裏腹にかなり硬派、とってもハードな物語で
最近氾濫気味の所謂「萌え」系の作品では無い、という事です。
佑もそんなのを期待して購入してるワケじゃないですし
(あくまでシナリオ重視です)。
まだ途中なんで全体像が分かってない段階ですが……
前半と後半で随分印象(テンポ)が違ってきます。
前半はよくありがちな学園モノの軽いノリでよく言えば
日常を丁寧に描いてるって印象。悪く言えばちょっと退屈。
ですが後半に入るといきなり急展開。緊張感溢れるバトルの連続で
俄然面白くなってきます。ちょっと「Fate」っぽいかな~って印象を受けました。
世界観の設定も秀逸。特にHiMEの力や戦う理由が良く練られてると思います。
ただ……素材は全体的に良いのに演出が全然駄目。
滅茶苦茶もったいないです…… 続く
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プレイ日記
舞-HiME
舞-HiME 運命の系統樹 プレイ日記 其の弐
ミコトルートクリア。いやーラストバトルの描写は素晴らしかった。
選択肢によって戦局が変化していく一風変わったシステムで、
こっちが負ける事もあり得るんですよ(多分)。
なので最後まで気が抜けなくって、久しぶりにドキドキしちゃいました。
この作品を一言で言うと「とても残酷な物語」。
ネタバレになるので詳しくは言えないですが、
HiME達は戦わざるを得ない状況に追い込まれていきます。
それぞれの大切な人を、守る為に。やらなければ、やられる。
やられる前にやれ、と。そういう殺伐とした展開です。
分かりやすく言うと
「ドキッ!女の子だらけのバトルロワイヤル! (命が)ポロリもあるョ」
とゆーちょっぴし洒落になってない感じです。
まぁでも読み物として面白い事には間違いないです。
死屍累々でプチ鬱入りますが。
余計なお世話ですが……オープニングムービー、格好良いんですが
ネタバレ全開なのでクリアするまで見ない方が良いと思います。
クリアしてからじっくり見ましょう。 ……続く?
ゲーム
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舞-HiME
舞-HiME 運命の系統樹 プレイ日記 其の参
深優ルートクリア。まぁ当たり前ですが、ルートによって後半の展開が
かなり異なってきます。明かされる真相の量も違うし。
それにしても全体のボリュームはかなりありますね。
おまけシナリオもありますので、コンプリートが楽しみです。
シナリオ面ですが「守る為の戦い」というのは
今まで有りそうで無かった素晴らしいアイデアですね。
このシステムによって単純な勧善懲悪にならず、
かつ戦いを尊いものへと昇華させています。
戦う動機付け(正当化)に完全に成功している好例だと思います。
さてさて。褒めるだけじゃなくって駄目出しもしときます。
先述の演出面の駄目な部分ですが、具体的に言うとまず
チャイルドの召還シーンが短すぎです。
少なくともあと5秒は静止させておいた方が良いです。
グラフィック自体は問題なく、見栄えも良いので余計気になります。
それとバトル時のカットインがぎこちない。
枠をもうちょっと大きくしてスムーズに動かして欲しかったです。
特にチャイルド攻撃時。あれじゃ全然迫力が無い。
強大なハズのチャイルドがかなーりショボく見えてしまいます。
細かい部分ですが、そこらへんを工夫すれば完成度はもっと上がったと思います。
続く?
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舞-HiME
舞-HiME 運命の系統樹 プレイ日記 其の四
朔夜・なつきルートクリア。両方とも素晴らしいシナリオでした。
朔夜ルートは疑心暗鬼に陥ってどんどん壊れていく狂気の描写が秀逸。
なつきルートは「想いの力」が最も美しく輝くシナリオで、
全体の構成が良かった。最後もハッピーエンドで綺麗に終わってますし。
ほんま、なつきはええ子やな~と。ある程度先読み出来る言わば
「王道」な展開なんですが、分かっていても感動してしまう自分がいたりして。
今のところなつきルートが一番好きですね。ラストのCGは可愛い過ぎて笑えます。
前回演出が駄目と書いたんですが、ここまでシナリオが良いと、
もはやどーでもええかなとw
あとは舞衣ルート+αですね。最後まで楽しめそうです。
……そういえばアニメ版と漫画版の2つとリンクする(と思われる)ネタが有るんですが
両方見た事無いんで全然分からないのがちょっぴし (´・ω・`)ショボーン です。
続く?
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舞-HiME 運命の系統樹 プレイ日記 其の伍
舞衣ルート+おまけシナリオクリア。
全シナリオクリアで出演者のインタビューが聴けます。
人数が多く、かつ一人当たりの時間が長いので結構な量です。
そんなこんなで「しゃべりディスク」も含めてめでたくフルコンプリート。
で、総評。
悪かった点
- 既読スキップが無い(強制スキップのみ)
- 日付が変わるとスキップが解除されてしまう
- 前半の日常パートが冗長過ぎる
- システムの操作性が悪い(特にセーブ&ロード画面)
- バトルシーンの演出が弱い
- CGがかなり少ない
良かった点
- 笑える小ネタが散りばめられている
- シナリオのボリュームが多い
- シナリオが全体的に良い(ルートによるハズレが無い)
- バトルシーンに緊張感がありダレない
- キャラクターが多く人間関係が複雑
結論。買って損は無し!
90点ってトコですかね。自分はアニメ版や漫画版を見た事なかったんですが、
十分に楽しめました。噂によるとむしろ知らない方が楽しめるらしいです。
アニメ版や漫画版は続編が製作中だとか。ゲーム版も続編きぼーんです。
舞-HiME プレイ日記 完
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