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創作という病

前置き

私は子供のころから空想するのが好きだった。漫画より小説やラジオドラマに傾倒していたのも自分で好き勝手に情景を思い描くことができたから。

ゲームはRPGばっかりプレイしていた。独自の世界観に浸り身を委ねる楽しさ。ここではない何処かへ私は行きたかったのか。

大人になりIT企業に入りシステム開発をやっていたと思ったらいつの間にかスマホゲームの開発にも携わっていた。そして今、とうの昔に諦めていた絵を描くことにしがみついている。

結局のところ、私の内から溢れ出る何かをこの世に留めておきたいのかもしれない。

本題

私の大好きな漫画『これ描いて死ね』を読んでいて印象深い表現が。

この子はきっと創作という病にはかからない健全なタイプ。

……ああそうか。これは病気なのか。恐らく不治の病に違いない。何となくそんな気がしていたが、望もうが望むまいがどこまで行っても私は創る側の人間なんだ。

きっと死ぬまで満足しないのだろう。もはや諦めてイマジネーションを爆発させ続けるしかない。忘れようとしても、遠ざけようとしても無駄だ。どこまでも追いかけてくる。

治療法はない。死ぬほど厄介で、最高な病だ。

さぁ君もこの熱に浮かされないか?

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