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『WirelessIntelliMouseExplorer』

今日ね、チルトホイール搭載の新版『WirelessIntelliMouseExplorer』(マウスね)を購入したのサ。そしたらサ、「デスクトップの表示」割り当てて頻繁に使うホイールボタンが死ぬほど堅くて使い物にならないわけサ。IntelliPoint5.0もキョドり気味だし。新手の嫌がらせですか? MSタン

・・・て・ゆーかぁ、詩ね?(半疑問系)

いいもんいいもん!旧版を腱鞘炎になるまで使い倒してやるわサ!

『萌ディタ』

物書き(プログラマ含む)にとって「エディタ」ってのはほぼ毎日使用する結構重要なアプリケーション。佑は普段『秀丸エディタ』を使用してるんですが、密かに期待してるのが『萌ディタ』。(MultipleOpinionEditorの略...らしい)

現在はまだα版の段階ですが、リリース前から(局地的に)注目を集めていたエディタで、佑も某スレに張り付いてリリースを心待ちにしていました。秀丸にタブ機能が実装されるまではコレをメインにしよーかと思っていたくらいです。

全体的なインターフェイスデザインも綺麗でイイ感じ。秀丸のはちょっとちゃちぃ感じがして好きくないのですョ。機能的にもかなり高度な実装が沢山詰め込まれてよさげです。・・・正直、作者タン自分よりレベル高いっス。

空の境界 theGardenofsinners

『空の境界』上下巻読了。全体的な印象は「もう一つの月姫」ってトコ。わざとなんだろうけど、いくつも重なる部分があります。さてさて。評価の方は・・・物語としては面白かったですが、小説としてはひどく読み難かったです。

つーか説明台詞長ッ!そして、とても難解。月姫、Fateの時から感じてたんですが、間違いなくきのこ氏は重度の設定魔。無駄なディティールは読者の混乱を招くだけです。非常に面白さが伝わりにくい作品だと思います。

もっと贅肉を落としてシンプルにすれば個人的な評価は上がったと思います。しかしながら、その圧倒的な世界観は逆にマニアックな人々からは賞賛されるワケで。設定が凝りすぎな氏の作風は短所であり、長所でもあるのです。

そういえばTYPE-MOONはシナリオライターを募集してますね。次回作のメインライターはきのこ氏ではないかもしれないですね。

ゆかいな誤変換。

「ゆかいな誤変換」。第1回目からチェックしてる佑にしてみれば今更なネタですが、書籍化記念って事で。イラスト目当てでパラパラと立ち読みで済ませました。ヨシナガさんごめんです。予想に反して結構書き下ろしネタが多かったです。

「誤変換」というのは日本語ワープロ登場以来から存在するかなり古い問題なんですが、どうしてこういう事が起きるのでしょうか。それは日本語が同音異義語が非常に多く、構文解析が難しい言語だからです。

日本人が普段何気なく使っている日本語。他の言語と比較して文字数だけでも平仮名、片仮名、漢字で膨大な数ですし、語彙の豊富さ、表現の柔軟さでは圧倒的に優れた言語なんですよ。そんな魅力も逆に非日本語ネイティブな外国人やコンピュータにとっては複雑で扱いづらい要因となってしまうのです。

まぁでも漢字変換の技術は国産の『ATOK』は言うに及ばず、『IME』も随分進化してますからね。将来的にはこういったユーモア(?)は見られなくなってしまうかも。自分は結構好きなんですけどね。PCなりのジョークと受け止めてます。

自分もつい先日「前々夜祭」と打とうと思ったのに「全然野菜」と変換されてしまいました。もはや原型留めてないんですが

ツバサ-RESERVoirCHRoNiCLE

週刊少年マガジンで好評(?)連載中の漫画、『ツバサ』(CLAMP)。最近ではアニメ化される等、妙に人気のある作品ですが、自分はどーにも好きになれません。単行本1巻購入からひょっとしたら次の巻から面白くなるかも?と淡い期待を抱いて4巻まで買いましたがそれ以降買ってません。

確かに絵柄は綺麗だし、場面場面の演出は派手です。でも肝心の話が詰まらないというか、スッカスカ。伝えたい「テーマ」という重要なモノが全然見えてこない。ただ、漠然と冒険を続けているだけという印象。

一見ドラマチックな展開ですが、キャラ達が優秀過ぎて(?)挫折や葛藤といった要素がまったくと言って良い程無くあまりにスマートに事が進み過ぎてしまってます。その所為で物語の起伏が乏しく感じられます(起承転結が無い)。

実は自分はCLAMP作品のファンなんですが、ファンだからこそ納得出来ない作品ですね。世間の評価を見てもそんな風に感じてるのは自分だけじゃないし。なんていうか、『HOLiC』に集中した方が良いんとちゃう

結論。CLAMP史上最高傑作? アホか。最低駄作や。

DEATHNOTE

なんか前回はちょっとアレな漫画レビューだったんで今回は良い漫画のレビューにしますですよ。貶すだけ、褒めるだけじゃ芸が無いしね。

今、一番熱い漫画といえばなんでしょうか。日本中でアンケートとったら一位になるのは恐らく『ゆびさきミルクティー』『DEATHNOTE』だと思います。ちょっぴしファンタジー要素が入ったサスペンスドラマなんですが、面白いのが犯人(?)が主人公という点。

追われる方の視点で物語が語られるのはかなりドキドキしますね。今までに無い、新しいタイプの漫画です。最近ではドラマティックな展開にも拍車が掛かり、突拍子無さ過ぎてむしろついていけない自分がいるんですが、万人にお勧め出来る作品です。………。褒めてますよ?

ウィザーズ・ブレインV賢人の庭[上]

『魔法』とはオカルトではない。抽象代数と理論物理と大脳生理学によって支配された、純然たる論理体系なのだ。

……とゆーわけで。ファンタジックなSF小説。極限まで演算能力を高めたコンピュータは物理法則すら書き換える事が出来るという世界。いかにも理系が好きそうな設定です。第一作は「電撃ゲーム小説大賞」の銀賞を受賞。当時金賞より面白いと各方面で絶賛されました。

実は佑の持っている「wizarz.net」ドメインはこの作品から来てたりして。それほど、好きなんですよ。シリーズ全部買いましたけど、やっぱり一作目が一番好きですね。「命の重さ」というものを考えさせられる良い作品です。是非参照あれ。

……って新刊の感想忘れてた。今回の登場人物は真昼、月夜、祐一、ディー、セラ、そして新登場のサクラ、イル。人数が多い&ザッピングしまくりなのに綺麗にまとまってる感じ。作者さん、随分レベルアップしてます。1年4ヶ月ぶりは伊達じゃない!主人公サクラはツンデレのヨカーン。真昼は好意に気づかないというのもお約束。(・∀・)ニヤニヤ

MyMerryMaywithbe

かみさま、魂のない私が…あの人をすきになるのは…罪でしょうか

ぁぁ。買うつもりなかったのに。何故……かみさま、教えてください。……。てなわけで「withbe」です。数年前に発売された傑作アドベンチャー「MyMerryMay」と「MyMerryMabe」のカップリング+書き下ろし追加シナリオ3本+アペンドストーリー+おまけ色々な豪華決定版。

因みに佑は「May」「Maybe」ともにPS2版フルコンプ済。追加シナリオはクリアデータがあると2本は最初から、3本目は2本目をクリアすると選択可能になります。トータルで3時間ぐらいかな。基本的には「May」と「Maybe」を繋ぐお話。相変わらずの鬱シナリオです。切ない……

アペンドストーリーは最初は閉じてます。本作で「May」と「Maybe」両方クリアする必要があるっぽいですね。久しぶりにあのゴッドボイスwに酔いしれるのも悪くない……かな?あ、なんか「May」のレスポンスがかなり改善されてるみたい。

なにはともあれ、2作品が一緒になったコストパフォーマンスは絶大。80時間はたっぷり遊べるボリュームは凄いの一言ですよ。2作品をプレイした事無い人には絶対のお勧めです。

ゆびさきミルクティー第5巻

ええっと。ネタにするのは2回目かな?3回目だっけ?まぁいいや。面白い作品は何度でもネタにしますですよ。で、最新の5巻を読了。なんか今回は短編集みたいな感じ。由紀の登場しない回とか多いし。いつもの事ですが本気で予断を許さない展開デス。

姉弟でアレは……なんというか。若気の至りって事であるあr……ねーよwww軽いブラコンというよりは過剰な家族愛……と思いたいwみんながお互いを想って、お互いを傷付けてる。なんだかなぁ。まぁそこが面白いんですけどね。それぞれの想いが複雑なんです。

知らない方に説明すると、「多感な少年少女達が織り成す甘酸っぱい青春グラフィティ」。……な皮を被った「昼メロも裸足で逃げ出す泥沼の愛憎劇」。白泉社JETSCOMICSより絶賛発売中。是非ご覧あれ。倒錯と背徳の世界を

『メーラーだえもんさんへの手紙』

先日書店で『メーラーだえもんさんへの手紙』とゆー本を見つけて読んでみたんですがツボにはまりました。今流行(食傷気味)の「人気サイトの書籍化」なんですが、正直これは良書です。かなり笑わせてもらいました。

「だえもんさん」というのはメールを送った時に宛先不明等でメールサーバーからエラーメールを返す自動応答プログラム「MAILER-DAEMON」の事。ちなみに「DAEMON」とはコンピュータの世界では常駐プログラムを意味します。

「メール」というグローバルなシステムの都合上、エラーメッセージは基本的に英語で返されます。で、英語の苦手な日本人は「英語で書いてある」というだけで拒否反応を示す(読まない)事も多いワケで……送られてきたエラーメールに勘違いして返信する人がいるらしく、その面白いメッセージを紹介するという内容です。例えば……

返信:前もあなたから同じメール届きましたけど、日本人じゃないですよね?

だえもんさん:……まず、人間じゃないので……

等々。だえもんさんの冷静なツッコミが面白さを引き立ててマス。同名の元ネタサイトはかなり以前から続いてるサイト。やっぱり書籍化されるよーなサイトは積み重ねが大事だって事ですよね~あ~うらやまし。

FINALFANTASYVIIADVENTCHILDREN

1997年発売の名作(?)RPGファイナルファンタジー7の2年後を描く、DVD映像作品。ゲームじゃないです。ボリュームは100分とかなり長く、劇場映画並み。Movie以外にもFF7本編のダイジェストとか、FF7関連作品のPVとかも見れます。

んで、感想は。メインキャラ総出演で面白かったです。ストーリーはまぁ無難な造りで可も無く不可も無く。ぶっちゃけ同窓会な感じです。自分はそれだけで満足ですが、内容が薄いとの批判も。

各所に散りばめられた戦闘シーンは速すぎてついていけーん!派手派手で格好良いんですけどね。VS召喚獣戦のフィニッシュはちょっと笑えました。見せ方がぎこちなかったり、どんなにダメージ負っても血が流れないとか変な所がたまに出てきましたが総合的には及第点だと思います。

一番の売りはクラウドが格好良い所かな。CGは死ぬほど綺麗です。

Fate/hollowataraxiaプレイ日記其の壱

再び運命の幕があがる。それは約束の四日間。

Fate/hollowataraxia」 は2004年1月発売の伝奇活劇ヴィジュアルノベル 「Fate/staynight」 のお祭りファンディスク。「月姫」における「歌月十夜」と同じ位置づけの作品です。 初回特典はタロット風サーヴァントカード。いらね。 個人的には藤ねえがメインヒロインだといいなぁ……

今回のテーマは「矛盾」。初っ端から「本編のその後」にしてはありえない展開が 目白押しです。やっぱり「歌月十夜」と似てますね。ストーリーは原因不明の異常が発生した街で 同じ4日間をループしつつ、バラバラになったヒントを集めて事件の真相を暴いていく展開。 パズルのピースを揃えるって感じです。繰り返しプレイ前提で、1週やっただけじゃ全然分かりません。

1日が短く、サクサク進められるので止め時がなかなか見つけられません。 もうちょっとだけ、もうちょっとだけとついついやってしまいます。中毒性高し。 途中わけのわからないミニゲームとか出てきます。「風雲イリヤ城」とか。 達成率は現在20%ぐらいですかね。当分はコレで楽しめそうです。

Fate/hollowataraxiaプレイ日記其の弐

とりあえず第二部開始までプレイ。「赤い悪魔」がようやく登場です。 実は彼女、第一部では殆ど出番はありません。ひょっとして今回はちょい役かな? と思ってたんですが、なにやら物語のカギを握ってるみたいですね。 ……てゆーか全ての元凶は凛のアレの影響のような気がしないでもないですが。

今回は桜とライダーの出番が非常に多いですね。あとなにげにキャスターも。 藤ねえはあいかわらず進むにつれて影が薄くなってるよーな…… ええぃ!きっと第二部で挽回ですよ!負けるなタイガー!!

で、「風雲イリヤ城」で検索してくる人が非常に多いんですが攻略方法でも 探しに来たんでしょうか。アレはてけとーにピコピコ(死語)カーソルを動かしてれば なんとなくクリア出来ると思います。ラスボスはちょっと攻撃を避ける テクニックとか必要ですが、難しくはないハズ。HPが少なくなったら逃げ回って 回復アイテムをこまめに回収しましょう。

Fate/hollowataraxiaプレイ日記其の参

―――さあ、終わりを始めよう。

……ってなわけでサクッとクリアしちゃいました。達成率は95%ぐらいかな。 オールスター総出演のラストバトルは圧巻の一言。 全体の構成も事件のオチもとても良く、素晴らしいシナリオで大満足。 最後はちょっと感動しちゃいました。涙腺の弱い人は泣けますね。

バゼットに関する最後のオチは見事に騙されました。 ……た、確かに本当に最初の方でヒントは提示されてるッ!! でも普通そんな重要なメッセージだとは思わないってばさ! く、くやし~~

まぁそーれはおいといて♪今回は本編(staynight) では殆ど触れられる事の無かった やられ役サーヴァントのバックストーリーが語られます。 神話に詳しい人だったら知ってて当然の事なのかもしれないけど、 そういうのに疎い自分には嬉しかったです。

Fate/hollowataraxiaプレイ日記其の四

そんなこんなで達成率100%になりました。 事件の後日談もお約束通りの展開で期待を裏切りません。 どこぞのラブコメ漫画よろしくどんどん住人が増えていく衛宮邸。 住人のホームコメディだけでゲーム1本作れそうな勢いです。笑。

おまけシナリオは「氷室恋愛探偵」が一番面白かったかな。 おまけですが三部構成の大ボリューム。Fateはキャラが多いから こういったサイドストーリーはいくらでも作れそうです。

さてさて。ミニゲーム「トラぶる道中記」(花札)もクリアしたし、 残るは「開運遠坂神社」の絵馬と「風雲イリヤ城」のスペシャルCGのみ! スペシャルモードからミニゲームやって初めて気がついたんですが、 「風雲イリヤ城」って色んなゲームがあるんですね。 自分はきのこに乗って移動するやつが難しいです。

Fate/hollowataraxiaプレイ日記其の伍

「トラぶる道中記」僕のワカメ(間桐慎二)攻略スペシャル!

今回は花札「こいこい」のミニゲーム「トラぶる道中記」のノーマルモードで もっとも難易度が高い慎二でのプレイについてちょっとしたコツを書いてみたいと思います。 ルール設定は「宝具使用なし」前提です。

Fate/hollowataraxiaプレイ日記其の六

さてさて。延々と続けてきました「Fate/hollowataraxiaプレイ日記」 ですが今回で最終回。総評等を書いていきたいと思います。

ネコソギラジカル(下)

奇人変人オンパレードで大人気の戯言シリーズ最終巻 『ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い』が発売されました。 早速購入し読了。あぁ終わっちゃったんだなぁと少し寂しいです。

『クビキリサイクル』から『ヒトクイマジカル』までは なんちゃってミステリー小説だったのに 『ネコソギラジカル』ではいきなりバトルがメインの 全然違う作風になってしまったのがとても残念。 今までのノリで最後まで突っ走って欲しかったです。

本当にコレが作者さんの書きたかったモノなのかとても疑問に思います。 『ネコソギラジカル』は上中下の三部作、1000ページ以上使ってやってる事は少年漫画。 戦いばっかでストーリーも何もあったもんじゃないです。 正直この3巻は読むのが苦痛でした。

最後がハッピーエンドだったのが唯一の救いでしたね。 ……。なんかこう、アレですね。非常に微妙な評価。 『ヒトクイマジカル』までだったら最高に面白いデス。 新作は途中で方向性変えないで欲しいにゃ~

涼宮ハルヒの憂鬱

「このライトノベルがすごい!」の2004年度第一位に輝いた人気小説。 ジャンルとしてはおバカ学園SFって感じですかね。 佑も大好きでシリーズ全巻持ってます。 軽妙な文体で読みやすく、万人にお勧め出来る作品です。 最近ちょっとマンネリ気味かな~って思いますけども。 タイムリープネタは正直言ってもう飽きました。 そろそろ新しい展開が見たいですよ。

で、もっと残念なのはハルヒ本人の無茶っぷりが巻を重ねる毎に薄くなってる点。 普通の人に成り下がりつつあるハルヒなんて見たくないのですよ。 逆に長門さんのヒロイン度が上がりすぎな感じ。 完璧にハルヒが食われてますよね。それってどーなのよ。

そんなこんなで(?) TV版のエンディング が話題になってるみたいですが、 このバカっぽい振り付けは絶対ハルヒの仕業でしょう。 ってエンディングクレジットで「超監督涼宮ハルヒ」ってなってるw

YouTubeでエンディングだけ見てTV版本編は見てないんですが、 公式サイトとか原作に忠実な演出が面白いですね。 あの自主制作映画は作成風景も作品そのものも爆笑だっただけに TV版でどう再現されてるのかちょっと興味ありますね。 でも原作知らない人が見たら何だこりゃ?って不思議に思うんじゃないかな。 っていうか絶対引くと思いますけど。

アニメを観て原作を読みたくなった人のための『涼宮ハルヒ』講座

涼宮ハルヒの憂鬱のEDをオリコン1位にするまとめ

IE7Beta2日本語版試用れぽーと。

巷で噂の「IE7Beta2日本語版」 を試しに使ってみました。一番気になるCSSサポートを早速ちぇーっく。 「max-width/min-width」プロパティは……OK!「position:fixed」も……OK!! ぉぉ。素晴らしい。……って実装に何年かかってるんだろう

インターフェイスはボタン類が少なくなってすっきりあっさり。 シンプルでお洒落になりました。アプリケーションとしてはこれぐらい分かりやすいのが 理想的かと。ごてごて余計なボタンが多いのは好きじゃないので、この変更は嬉しいです。

個人的に気に入ったのが「お気に入りセンター」で普通にクリックだと現在のタブに、 右側の矢印をクリックすれば別タブで新しいページを開けるってトコ。 使い分けが簡単に出来て便利ですね。 ページ内の通常リンクもCtrlキーを押しながらクリックで別タブ表示。 タブを意識しない、今まで通りの使い方も出来るのも好印象(タブ活用を押し付けてない)。

バグ関連ですが、ページのスクロールが時々ぎこちなくなるのと、 結構な割合でレンダリングが途中で止まる(表示されない)のがすごーく気になります。 ちなみにリロードすれば表示されます。まぁここらへんはβ版ならでは、 というかちゃんとしてないと致命的なので正式版では直ってる事でしょう。

正式版は今年リリース予定。久々に期待出来るバージョンアップだと思います。 楽しみに待ちましょうね。

涼宮ハルヒの憤慨

なんか微妙に書くネタが無いので久しぶりにハルヒの事でも。 今更ですがシリーズ第八弾『涼宮ハルヒの憤慨』読了。 今まで長編か短編集だったんですが、今回は珍しく中篇2つという構成。 まぁやってる事はいつもと同じなんですが。

「編集長★一直線!」 ああ、やっぱりハルヒはキョンの事好きなんだなぁと再確認。 好きな人の過去を知りたいというのは自然な感情ですね。 乙女チックはーと。でも相変わらず本人は無自覚っぽい所にニヤニヤ。 キョン作の恋愛小説もどきも楽しめました。

生徒会長とのやりとりは「フルメタル・パニック」っぽいノリで ある意味お約束? ステレオタイプを外した人格ってのも やはりステレオタイプになりつつありますね。 斬新なキャラを作るってのは難しいですよ。

「ワンダリング・シャドウ」 プチSFネタ。最後らへんの古泉君とのやりとりは今後の展開を示唆してる? 不穏な雰囲気がいやーんな感じ。 でも作者のてけとーな思いつきという可能性も捨てきれないという罠。

時をかける少女

待ってられない未来がある

二代目「時をかける少女」紺野真琴、17才。親友は男友達二人。 ずっと三人で仲良くやっていけると思ってた。……その力を手に入れるまでは。

ふとした偶然から自在に時を戻せる「タイムリープ」の能力を得る真琴。 欲望の赴くままに所構わずリープしまくり、人生を謳歌するが 次第にその影響力に気づき始める。知るはずの無い事を知ってしまったが故に生じる齟齬。 三人の関係は真琴の思惑を外れ、大きく変化していく……

Wireless Laser Desktop 6000 ver2 レビュー

Microsoftの紹介ページは こちら。 キーボードとマウスのセットでワイヤレスレシーバーは1つ。 キーボードは独特の湾曲したキー配列。疲れにくいそうな。 キータッチは若干硬め。左端のショートカットボタンはハイパー硬め

ファンクションキーの区切りが狭すぎてF7を押したい時に F8を押してしまう事がしょっちゅうあります。 一番の問題点はワイヤレスの宿命だと思いますが、レスポンスが遅い! これは付属のアルカリ電池をオキシライド電池に交換したらある程度改善しました。

パームレストは思ってたより軟らかくて感触が気持ちいいです。 正直イラっとする事もあります。 ……が値段が値段なのでしばらく使ってみようと思います。

レーザーマウスは正直全然期待してなかったんですが、とても良いです。 マウスだけ買えばよかったと後悔するぐらい。 ちなみにワイヤレスマウスにもオキシライドは最適です。 めっちゃ長持ち。

ウィザーズ・ブレインVI 再会の天地<上>

さてさて。1年と3ヶ月ぶりの新刊です。前刊の内容はもちろん覚えてませんよ? ハハハ。こやつめ。えぇ~っと。たしか「賢人機関」が全シティに宣戦布告、でしたよね? 今回はシティ・ニューデリーに舞台を移しての大立ち回りです。

某所でも熱い議論が交わされてましたが……二人の ≪悪魔使い≫ 錬とサクラ。 一体どちらの方が強いのか。その答えがここにあります。まぁ結果は見てのお楽しみって事で。 今回はマザー・システムの「反対派」から「推進派」に裏切った執政官アニルの 動機が謎解きっぽくて面白かったです。また微妙な倫理の問題なんですが。

この作品はかなりハードな世界観ですが「絶対的な悪」というものが存在しません。 自分の信じる「正義」の為に精一杯生きて戦ってる人達ばかりです。 それがこの作品の奥深さというか、悩ましさというか。 どちらが正しいとはっきり言えないもどかしさ。 答えは一つじゃない、というのが全体のテーマなのかもしれませんね。

DDD - Decoration Disorder Disconnection

『空の境界』 に続く"作家"奈須きのこ氏の伝奇小説第二段。まだ序盤しか読んでないんですが とりあえずレビュー。『空の境界』のレビューで「ひどく読み難かった」と書きましたが 今作はこれまでの作風とはかなり違い、地の文で毒舌を吐くなど軽妙なノリで かなり読みやすくなってます。今風とでも言いましょうか。

カリスマ的人気の要因でもある「病的な狂気」を描き切る「緻密でマニアック」 な描写は抑えられ、万人受けするマイルドな語り口になってます。 コアなファンからは反発もありそうですが、 「作風が広がった」と解釈すべきでしょう。

なにはともあれ、時間がある時にゆっくり堪能したい一作ですね~ 全部読んだら続きを書くかも?

コードギアス かんしょう日記 其の壱

王の力はお前を孤独にする……

コードギアスのDVD1巻の感想を書こうと思ってたんですが、 モタモタしてたら2巻がもうすぐ発売の罠。 ……というわけで買ってしまいました。『コードギアス 反逆のルルーシュ』。 ちなみにTV放映は観てません。予備知識はほぼ0です。 「全力で~」とか「オレンジ」とかそれぐらいしか。

こういうのを観るのは 『無限のリヴァイアス』 以来実に7年ぶりだったりします。 って偶然にもコードギアスと同じくサンライズ製作&谷口悟朗監督ですね。 何で今回に限って買ってみたかというと、もちろん 流行っているから に決まってるじゃないですか。ハハハ。こやつめ。いやー自分でもミーハーだという事は 重々承知の上ですよこんちくしょう!(逆ギレ)

どうでもよいですがオフィシャルサイトの ミニノート(グッズコーナーね)の解説が笑えます。 「使いやすいサイズのミニノートの2冊セットです。オススメは、ルルーシュとセットの反逆日記! 世の中に反逆したいあなたは是非反逆日記を付けましょう」……欲しい

涼宮ハルヒの分裂

いやーハルヒが12人に分裂するとは想像の斜め上でした。 ……。嘘です。世界が分裂してしましいます。序盤は普通なんですが 途中で「α」と「β」に話が別れ、それぞれ違う展開に。

パラレルかループか現時点ではまだ分かりませんが。 構成としては「α」と「β」が交互に出てくるんですが、 先に「α」だけを全部読み、残った「β」だけを一気に読むのが吉。 でないと途中から混乱します。自分は混乱しました

キョンの親友を自称する新キャラ「佐々木さん」が登場。 理屈っぽい喋り方が非常にウザいですが、 地ではなく作ってるっぽいのでギリギリセーフかな。 変人という点ではハルヒに似てなくも無いです。 というわけで相変わらず鈍感なキョン。

新入部員(団員)の入部云々で「半分正解で半分間違い」 ってのがよく分からないですね。鶴屋さんが正式に団員になるとか? 異世界人っぽいし。なにはともあれやっぱ面白いですよ。 「佐々木さん」を軸にした超展開に目が離せません。 続きはWebで!『涼宮ハルヒの驚愕』で!

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

どうにもモチベーションが上がらなかったんですが、とうとう観てきました。 ちなみにTVシリーズはリアルタイム(再放送ではなく)で観てました。 点数を付けるとしたら60点ってところですかね。正直がっかりです。 端的に言うとTVシリーズとほぼ同じ展開。 ぶっちゃけ『序』は飛ばして『破』から観ても問題なさそうなんですが。

良く言えば「要所を押さえてコンパクトにまとめた」、 悪く言えば「短く端折りすぎて説明不足」。 キャラクター同士の絡みを抑え、戦闘シーンを長めかつ派手にしたって感じです。 個人的には気に入りませんねこの構成変更は。

なんかこう、力を入れるところ間違ってませんか? ……と問い詰めたいところですがまだ『序』だし、ね。 ファンの望む展開は次の『破』からっぽいです。 新キャラ、新ヱヴァ(Not量産型)が登場するかも?!

結論。一見さん断りってことでOKですか庵野さん? 本編より次回予告の方に見入ってましたよ。みんな。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(デレ編)

前回はちょ~っとツン過ぎたかな、と思ったんで良かった点を ピックアップしてみました。みんな観に行くといいよ!(遅い)

ヱヴァのカラーリングとプロポーションが微妙に変わってました。 特に初号機のワンポイントで使われている緑の蛍光色がとても綺麗。 戦闘シーンの暗闇に映えてすげー格好よかったです。 ……というかTV版でもそう見せたかったらしいんですが セル画で上手く表現出来なかったみたい。

今回映像的に一番変わったのはセル画からCGへデジタルな彩色になったこと(全部じゃないけど)。 人によっては昔の方が良かった、という意見も出ると思いますが個人的にはCGもありですね。 色ムラがないし、鮮やかクッキリで輪郭が分かりやすいです(見やすい)。 なによりセル画に戻る、という選択肢は存在しないのですから受け入れるしかありません。 時代の流れってやつですね。

使徒のデザインは断然新劇場版の方が上。特に最後に出てきた第六使徒(名前忘れた)は プリズムっぽい形態から色んな変化を見せ、めっちゃ印象的でした。 ニコニコで手書きの再現動画がアップされてますがまさしくあんな感じ。 あの「キョェ~」っていう間抜けな断末魔とトゲトゲ形態が結構好きだったり。

遠近感というか立体感を意識したカメラワークもよかったです。 新海誠氏が得意なあのダイナミックな動きは観ていて心地よいんですよね。 とりあえずこんなところ。『破』が楽しみですね!

『Mobile Memory Mouse 8000』レビュー

というわけで『Windows Vista』に絶望したので『Bluetooth』対応のキーボードと マウスを買ってみました。キーボードはサンワサプライの 『SKB-BT08BK』。 こっちはまぁ特に語ることはないので(良い意味で)マウスのレビューをば。 ちなみに『iMac』はBluetoothのレシーバー(ドングルとか言うらしい)がPC本体に内臓されているため、 USB端子を無駄遣いせずに手軽に使えます。

今回購入したのは毎度お世話になってるMSの 『Mobile Memory Mouse 8000』。 通常の無線とBluetoothの両方を切り替えて使えます。せっかくなのでBluetoothを選択するよ。 「Bluetoothはサポート対象外だYO!」と箱に書いてあったので微妙に不安でしたがまったく問題なし。 付属ドライバの『IntelliPoint』はバージョンが「6.11」。MSのサイトで配布しているのは「6.1」なので 「6.1」をインストール済の人も改めて入れる必要があります(リストに出てこない)。

で、感想はこの小ささと軽さを知ってしまうと元に戻れないと言ったところ。 サイドボタンが硬く押しにくい点が難点ですが、許容範囲内。 スクロールホイールも妙に滑らかに動きます。 欲を言えばチルトの左右にも機能の割り当てが出来るといいナ。 ま、それはIntelliPointのバージョンアップに期待ということで。

佑は腱鞘炎なので入力デバイスにはちょ~っとうるさいんですが、『MMM8000』は十分合格点。 多少値は張りますが試してみる価値有り、ですよ。まずは店頭で触ってみるべし!

生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1 レビュー

『生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1』

たまには本のレビューでも。本作品は一時期品切れ店が続出するなど 何のタイアップもなしにバカ売れしてしまった話題の一冊。 激しく今更という気がしないでもないですが、 最近忙しくて読むのが遅くなってしまった次第でありますよ。

レーベルは富士見ファンタジア文庫ですがまず表紙(カバーね)が違います。 ファンタジアのカバーデザインって既定のフォーマットがあって すぐに分かるんですがまるっきり無視です。 そしてオビには「ファンタジア文庫史上、まれに見る妄想!名作!」 とのアオリが。

確かにその通りでそのネタありなんだという危険なギャグが散りばめられてます。 大丈夫なのか富士見書房と思わずツッコミたくなりますが、 やり過ぎだと感じたのは実は第一話だけでそれ以降は結構まとも(?)な話です。

概要としては「美少女しかいない生徒会で黒一点の主人公が 楽しくハーレムライフを送る(予定の)物語」ってところでしょうか。 基本的には生徒会メンバーの雑談のみで話が進み、 特に大きな事件とかは起きません。いわゆる空気系。 そんな小説が面白いのか? 面白いんですよ。これが。

エロゲギャルゲに傾倒した主人公は「ハーレムを作る!」 と公言している一見するとただの変態ですが、その言葉の裏には きちんとした理由があり、実はいい奴だったりします。 この小説そのものを体現してる、と言えそうです。 つまりギャグ小説に見えるけど実はちょっといい話、なのですよ。

でもそれは最後まで読まないと分からないわけで。 かなり好みが分かれる作品でしょうね。これは。受け付けないひとは 最初の数ページで本を閉じるかもしれません。 でも、あえて言いましょう。お勧めです。

『Explorer Mini Mouse』レビュー?

さてさて。今回は 『Explorer Mini Mouse』 のレビューを書こうと思ったんですが、イマイチだったので軽く鬱りつつ語るYO。 結論から言うと左右のボタンが硬い! それ以外は特に文句はなく、むしろ上等な出来と言えます。 でもやっぱり致命的なんですよね。一番多く使うボタンだし、毎回コレだと指の負担は相当なもの。 自分は腱鞘炎気味なので余計に気になっちゃいます。

というわけでコレはスルーな方向で。しかし自他共に認めるデバイサー(デバイス好きの意)としては 食指を動かされた一品ですな。青色がかっちょえぇ。……や、それだけなんですが。 どーでもいいですが死屍累々と積み上げられたマウスとキーボードの山は誰にも見せられません。 コレクションしてるわけじゃないのですが。

ちなみに今使ってるマウスは 『Mobile Memory Mouse 8000』。 これにもサイドボタンが硬いとか電池の減りが早いとか欠点はありますが、概ね満足してます。当分の間はコレにお世話になるのかな~。

『Mobile Memory Mouse 8000』レビュー

IE8 Beta2 レビュー1

超今更気味ですが『IE8 Beta2』インストールしてみました。 感触としてはなかなかいいですよコレ。 つーかレンダリングがたまにバグりますが、β版なのでご愛嬌。 デザイン的にはそれほど変化は無いです。

タブが若干小さくなり、ラインがアドレスバーのギリギリまでくっつきました。 コレによりIE7の最悪のダサさから開放されましたね。 あとリンクのグループによってタブの色分けがされるようになり、 分かりやすくなってます。ただ逆にアクティブなタブが分かりにくいですが。

お気に入りセンターには「履歴」が追加されました。イラネ 個人的にIE7で一番気になっていた起動ごとに1px広がるバグが直ってました。 これは非常に嬉しい。いちいち手動で調整するの面倒でしたし。 ……続く?

サマーウォーズ 鑑賞日記

……べ、別に復活したわけじゃないんだからね! 勘違いしないでよね! ただ単に書くネタがちょっとあっただけなんだから!!

というわけで観てきましたよん。『サマーウォーズ』。 結論から言うと「確かに面白かったけど期待していたほどではなかった」といった感じ。 ぶっちゃけ『時をかける少女』の方が面白かったです。 今作は登場人物が多すぎて一人ひとりのキャラクターが薄っぺらい印象。 直接事件に関わる人は少ないので半分以上削減してもうちょっと掘り下げて欲しかった。

それに事件自体もちょっと単純すぎる気がしました。 ちょっとマニアック(?)な設定が少しあって、「主人公のすごさ」とか「事件の怖さ」が その手の知識が少ない人にはイマイチ伝わりにくいのでは、と思いました。 特に花札(こいこい)の知識が無いとラストバトルは何が何やらって感じでは。

一番のツッコミどころと言えば、劇中で最も活躍したカズマ君が最初から最後まで女の子にしか見えなかった点です。 もういっそのこと女の子にして三角関係に発展する展開だともっと面白かったのに。 そっちの方がその後の想像も楽しめるのになぁ。どっち派? とかでネットも盛り上がるでしょうし。 まぁでも仮想世界とはいえ女の子が格闘技世界チャンピオンってのはリアリティが無さ過ぎるか。

批判だけなのもアレなんで良かった点。物語のキーキャラクターであるおばあちゃんと侘助おじさんの 関係性とか絆の表現が心の琴線に触れましたね。侘助おじさんはなんというか一番かわいそうなキャラかつ 一番おいしいキャラ。あれじゃあ誰だって好感を持つわw。 ラストバトルの盛り上げ方もベタベタなお約束ですがちょっと泣けました。

総評。前半はダルいけど中盤から終盤は活目に値する出来。 タイトル通りアクションがメイン。派手派手の大迫力で分かりやすいカタルシスを味わえます。 その反面恋愛要素はかなり薄く、そっち方面を期待してると肩透かしを食うかもしれません。 大人が観るのにはちょっと物足りなさがあるかも。 フォローするとすれば、夏休みの中高生向けにあえてシンプルにしたんだと思います。 なので低年齢層だともっと評価が上がるかと。

FINAL FANTASY XIII レビュー

超いまさらですがレビュー。今まで放っておいたのは語りたくなかったわけなんですが、まぁなんとなく。 以前もちらっと書きましたが本体同梱版の『ライトニングエディション』を購入。元々持ってた初期型60GBは 友人に結婚祝いとして贈ってしまいました。白いインテリアに凝ってて、白いPS3が欲しかったんですよね。

んで内容。シナリオに関しては最初は良かったんですが、途中から何が何やらという意味不明な展開に。 パルスのファルシのルシがコクーンでパージ という感じです。 固有名詞が多すぎて話が複雑怪奇。もうちょっと分かりやすくして欲しかったです。

システムに関しては知っての通り本気で一本道です。比喩でもなんでもなく文字通りに。「探索の余地がない」 「街がない」というのがこんなにも味気ないものだとは思いませんでした。 ムービーを見るために道沿いに移動するだけ。苦行ですね、わかります。

バトルはなかなかのものでした。FF12の発展系で「オプティマ」という作戦のようなものを状況によって切り替えて戦います。 これは非常によく出来ていてとても面白かったです。このシステムだけはね。実際は敵の防御力&HPが異様に高く、 倒すのに物凄い時間がかかるというストレスMAXなバトル。バランス調整したのか疑わしいレベルですよコレ。 ちなみに最終パーティはライトニング、ホープ、ファングです。ヘイストがあれば勝つる!

総評。FFは3からプレイしてますが、今までの中で一番つまらなかったです。 なんかRPGの本質というものを見失ってしまった感じ。コレに比べればFF12の方がまだちゃんとRPGしてましたよ。 まだやったことなくて買おうか検討してる人、やめとけ

ついでに内容とは関係ない話。FF13でPS3本体故障者続出!という話がありましたが これはマジな話です。ソースは自分。どういった症状かというと、まず明らかにヤバげな異音がします。 しばらくすると完全にフリーズ。電源コンセント抜かないと終了出来ません。で、「ファイルがぶっ壊れました」と表示され ファームウェアの入れなおしを余儀なくされます。これが何回かありました。

時々音声出力の左右のバランスが大きく崩れることもありました。もちろんスピーカーの故障とかではありません。 あとこれは現在も続いてるんですが、文字入力のレスポンスが超遅くなりました。打ってから反映されるまで 3秒以上かかります。早く打つと認識されません。もちろんキーボードの故障とかではありません。 チャットが難しくなったのでHOMEも最近やってません。orz 修理して欲しいんですがバックアップ面倒だし……う~みゅ。

ファイナルファンタジー13がわずか4ヶ月で800円。

Steins;Gate PC版 レビュー

ヽ(*゚д゚)ノ < カイバー

というわけで 5pb.とニトロプラスのコラボレーション企画第二弾『シュタインズゲート』(PC版)です。 ジャンルは「想定科学ADV」。よーするにSFモノ。 前作『カオスヘッド』と同じ世界観のお話ですが、シナリオには直接的な関係はないです。 ナイトハルトやニュージェネ事件、ファンタズムといった用語だけなら雑談の中に出てきますが、 あくまでファンサービスといった感じです。なので『カオスヘッド』をプレイしてなくても無問題。

PC版にはバグが色々あってまず最初にパッチを当てることを強くお勧めします。自分は ver 1.2 でプレイ。 初期状態だと「既読スキップが出来ない」という致命的なバグがあるので大問題です。 パッチを当てると「セーブデータ」と「既読データ」がリセットされるので注意しましょう。 自分も泣かされました。まだ序盤だったので傷口は広くなかったんですが。

んで、内容ですがまず駄目出し(?)から。 シナリオの分岐条件が分かりにくかったです。重要な分岐点で「手動でメールを送信する」というもの。 まぁ一度仕組みが分かってしまえばどうということはないんですが。 あとメール返信時のキーワード指定とか説明書に書いてあるんですが読み飛ばしてたよ……orz 返信するかしないかだと思ってました。

ダル君がメタボ過ぎ! いくらゲームだからといってちょっとやりすぎw  キャラデザもちょっと一般受けしにくい気がします。まぁすぐに慣れると思いますが、 何も知らない人が手に取るにはインパクトが強過ぎかも。自分は大好きですが。 どうでもいいですが、途中までずっとまゆりがヒロインだと思ってたのは自分だけではないと信じたい。orz

気になったのはそれぐらいかな。シナリオ構成、インターフェイスなどはよく比較される『Ever17』より洗練されています。 シナリオは盛り上げ方が上手く、よりスマートかつロマンチックな仕上がり。 特にTrueエンドは先が読めるベタベタな展開ですがニヤニヤせざるを得ないw 『Ever17』のような「な、なんだってー!」といった衝撃はあまりないですが、 全体の完成度は『Ever17』を超えたと言っても過言ではないですね。8年待った甲斐がありました

総評。バグが解消されれば100点を付けてもいいんじゃないですかね。久々に傑作と呼べる作品です。 そんなこんなで次回作は現在構想中という噂が。まぁこれだけヒットしたんですから期待してもいいですよね。 舞台は渋谷、秋葉原ときたから新宿か池袋あたりでしょうかね。池袋だと個人的に嬉しいなぁ。 巡礼写真とってうpするかもしれんw

個人的に好きなのは鈴羽ルートとフェイリスルートかな。鈴羽ルートのダークオカリンは怖かったw フェイリスは「聞ーかーなーいーニャー」がツボりすぎでした。モモーイ可愛いよモモーイ。 しっかし「ねらー」がヒロインという作品も珍しいですよね。助手が可愛いすぎて死にたい。

Omegaの視界 ~ミヨ オワレル シマイ トワ(●nd)~ レビュー

というわけで実に3年ぶりの『Omegaの視界』レビュー。 『ひぐらしのなく頃に』のような同人のノベルゲームです。 販売形態としては『ひぐらし』形式でシリーズ4作品が全部収録されてます。なので初めて買う人は最終版だけでおk。 ちなみに原画の閂夜明さんは元プロのグラフィッカーでシナリオの天村血花さんと同一人物。 つまり両方の作業を一人でこなさないといけないので、その大変さは押して知るべし。

前回のプレイ日記では結構厳しい意見を書いてしまいましたが どう進化したのか……さてさて。とりあえず駄目出し。シリーズ全体に言えることですが、キャラクター多すぎ。 半分以下で十分成り立つと思うんですが。こうも多いと印象が散漫になるし。書き分けも難しくないですか?  複数ライターならまだしもねぇ。ちょっと無茶やった感があります。

シナリオは今回もザッピングしまくり&固有名詞多すぎで相変わらず分かりにくいです。 ただこれまで謎だった部分は一通り説明がされてるので、前回のようなもにょもにょ感は少ないです。 クリア後にもう一度最初から確認しながらプレイしたくなりました。

エンディングは……う~みゅ。まこくんの心情を考えると簡単には納得しかねますね。 個人的にはそこをなんとか! って強引に押し切って欲しかったです。 まぁそこらへんは賛否両論ありそうですね。あのあっさり風味が良い、とする人もいるでしょう。

グラフィックに関しては構図が単調なのに目をつぶれば今回もクオリティ高し。特に枚数&差分は非常に多く、 同人作品では頭ひとつ抜けてるのではないでしょうか。やっぱ本職だしねぇ。 ただラストバトルの仮面とかぶりものはどうかと。顔が見えた方が臨場感があったんじゃないかな?  デザイン的には面白いんですが。

総評。シナリオに難がありますが、全体的によくまとまっている作品。 基本的に同人作品てのは小粒な作品が多く、大規模な作品でもスタッフが抜けたりして途中で頓挫するケースが少なくありません。 そういった意味ではこの大作をきちんと完結させたことは、非常に評価できますね。 最初にプレイしたときはかなりの荒削りだなぁと思ったものですが、こうして最後までプレイしてみると それもまた魅力なのかもと考えを少々改めてしまいますね。それぐらいパワーのある作品でした。

結論。70点の佳作……かな。フィーリングがあえば80点を付けてもいいかも。 傑作とまではいかないけれど、買って損のない出来だと思います。 次回作に大いに期待ですね! 余計なお世話ですが、原作だけ担当してライターは別にした方がいいと思いますですよ。

FINAL FANTASY XIII-2 レビュー

というわけで『FF13-2』。『FF13』(以下無印)とは違い最初からPS3とXbox360のマルチの発売です。 この時点で嫌な予感しかしないと思った人、間違いです。 全力で一本道だった無印の反省を生かして今作は探索がメイン。 モーグリを投げつけて無理やり探させるという斬新なハントは胸熱です。

そこら中に隠しアイテムがあるので退屈しません。依頼を受けて問題解決する クエストは正直単純なお使いがメインですが量が多いので意外と楽しめます。 個人的には討伐系のクエストをもっと増やして欲しかったです。 まぁ依頼じゃなくても中ボスっぽいのは探せばそこらにいますが。

ストーリーはやや込み入ってますがミステリアスな展開で先が気になる感じ。 パルスのファルシのルシがコクーンでパージだった無印よりかなり分かりやすくなってます。 ジャンル的にはタイムトラベルものでクロノトリガーに近いかな。 しかしながら本編で明かされない謎とかラストのアレとか、 良く言えば考察する余地が残ってるのは賛否両論でしょうね。

バトルに関しては難易度が大幅に減り、とっつきやすくなってます。 またモンスターを仲間に出来るので、コレクション要素や戦略性があって 基本的に無印と同じシステムなのに楽しさは雲泥の差です。 欲を言えばクリア後は三人ともモンスターでパーティを組めればなお良かったですね。

総評。傑作とまではいかないけれど、かなりの良作。点数は90点! 減点要素はロードが長いのが気になったのと、主人公二人がそれぞれ別に大事な人がいるので 恋愛要素がまったくなく、単なる仕事上(?)のパートナーで終わってしまう点。 もうちょっとストーリーにひねりが欲しかったです。 泥沼の三角関係を期待してたのになぁ。

最大の欠点を挙げるとすれば、苦行ファンタジーとも言うべき無印をクリアしてないと ストーリーを把握することが難しい、という点です。若干ハードルは高いですが プレイするだけの価値はあるゲームだと思います。最近のFFでは久しぶりの「当たり」 と言ってもいいでしょう。無印のアレさ加減で様子見してるそこのあなた。お勧めです。

……完結編まだー?

テイルズ オブ ヴェスペリア(PS3版)レビュー

はい、というわけで超今更ですが最近プレイしたのでレビュー。 結論から言うと丁寧に作られた古臭いRPG。数年前に発売されたことも踏まえた上で ですがやっぱりね。近年世界中で嘲笑される、これぞ「JRPG」といったところでしょうか。 点数を付けるとしたら70点ぐらい。ファンなら80点以上かも。

ちなみにこのシリーズをプレイするのは第二作目の『デスティニー』(PS)以来十数年ぶり。 どんだけ進化したんだろう、と期待した部分はありましたが良くも悪くも延長線でしかなかったです。 ストーリーは王道路線にダークヒーロー的な要素を入れて味付け。 多少考えさせられる部分もありますが分かりやすーい展開。

なんだろう、やっぱりお子様向けのシリーズなのかな。ちょっと自分がプレイするには 歳を取りすぎてしまったようですw ただ、がっかりするかというとそうではなく、 それなりに面白い。ひたすら万人向けに、ひたすら無難に。 良く言えば安心してプレイ出来る作品です。

褒める点があるとすれば、バトルのAIがなかなか良く出来ている点ですかね。 面倒だったので一対一以外はほとんどオートで戦ってました。 たまにおバカな行動も取りますが基本作戦通りに動いてくれました。 あとスキルの種類が豊富でどれを選択するかというのもまた楽しい要素。

メインシナリオがちょっと冗長すぎる気はしますが、寄り道も含めて 大ボリュームなのは評価大ですね。周回プレイしたくなる作り。 ですが正直言えばPS3のRPGでは『トラスティベル』の方が古いのに 遥かに洗練された出来というのは疑いようがありません。 バンナムにはもうちょっと頑張って欲しいですね。