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12RIVEN - the Ψcliminal of integral -

世界は 『 ∞ <infinity>』 から 『 ∫ <integral>』 へ...

KIDよりinfinityシリーズの後継作 「12RIVEN - the Ψcliminal of integral -」 が発売決定! ユーザーを絶望のどん底に突き落とした『Remember11』の悪夢から早3年。 ついに待望の新作が発表されました。R11の悪評を払拭するべく、 新シリーズとして再開するみたい。三部作、っていうのも区切りが良いしね。

企画・原案 / シナリオは「打越鋼太郎」氏、キャラクターデザインは「滝川悠」氏と「bomi」氏。 ようするに『Ever17』とほぼ同じスタッフって事ですよ奥さん。 既に退社されている「中澤工」氏は不参加の様子。まぁ当然か。

作ってるという話は一年ぐらい前から聞いてましたけど、なんか妙に待たされた気が。 半年ぐらい前に発表のスケジュールが確かにあったハズ。……まぁいいや。嬉しいから。 発売延期になっても構わないので完成品を作って下さいね。

12RIVEN プレイ日記 其の壱

というわけで『12RIVEN -the Ψcliminal of integral-』です。 本当は風邪を引いててそれどころじゃないんですが無理やり更新しますですよ。 今更説明するまでもないと思いますが、今は無き『KID』が開発した人気アドベンチゃーゲーム 『infinity』シリーズの流れをくむ作品で、旧KIDスタッフの多くが携わってます。

『Ever17』では作中で多数のトリックが使われていて、なかなか語りにくい作りでした。 レビューとか見る人も警戒が必要だったし。 それを踏まえ、出来るだけネタばれしないように気をつけて書こうと思います。 ちなみに前情報一切シャットアウトしてたので、何も知らない状態でのプレイです。

例によって(?)ショップ特典が色々付いてきます。 お店によって特典がかなり違うので購入を検討している人は 公式の特典情報 をチェックすると幸せになれるかもです。自分はゲーマーズで予約しました。 ミュウがメインヒロインっぽいので。最初はAmazonにしようとしてたんですが 明らかに脇役の人っぽいのでやめました。

12RIVEN プレイ日記 其の弐

今作は『Ever17』のように二人の主人公がそれぞれの視点で進めるようです。 サウンドトラック同封版の箱は鳴海編、ケースは錬丸編をイメージした絵柄ですね。 相変わらす手の描き方が微妙なんですが、指が6本じゃなくて安心しました。

とりあえず一時間ほどプレイ。最初の選択肢まで進めました。 起動時には『SDR project』のロゴが。懐かしい…… オプションメニューについてメモ。いわゆる『KIDシステム』ではないようですが特に問題なし。 スキップのモードがデフォルトでは「全て」になってるので 「既読のみ」に変更しておきましょう。

日食。クリミナル。終わりの始まり。レジスタの『I/O』とイメージが重なりますね。 打越鋼太郎氏と中澤工氏はやはりラブラブらしい(違)。 とりあえずファーストインプレッションはまずまず。 BGMがいい感じですね。ストーリーは全然展開が読めません。

12RIVEN プレイ日記 其の参

とりあえず錬丸ルートに入りました。つーか共通ルート長ッ!! 約7時間かかりました。う~みゅ。ちょっとダレてきたかも。 『Ever17』はかなり最初の段階で主人公ごとのルートに入ってたんですが、 今作は交互に話が展開していきます。

現時点で良い点。BGMが良い。声優陣が良い(違和感が無い)。 悪い点。ストーリー展開が(自分的には)なんかダラダラ間延びしてるというか。 一枚絵CGが少ない(こんなもん?)。どうでもいい選択肢が多い気がする。 マイナさん胸デカすぎ

ちょーっとモチベーション下がってきたかもしんない。orz  まぁ悪くはないですよ。悪くは。ところで「ライプリヒ製薬」とか例の制服とか 『Ever17』と繋がりがある名前がちらほら出てきます。ニヤニヤ。

12RIVEN プレイ日記 其の四

あ~そういえば告知してませんが、攻略関連は随時更新してますのでよろしくなのです。 というわけで錬丸編クリア。つーかBADエンドですが。ハハハ。こやつめ。 例によってさっぱり分からんです。現時点での評価は「Ever17には遠く及ばない」といったところです。

先が読めない展開、というのはEver17と同じですがワクワクするかといえば答えはノーです。 まずキャラクターに魅力を感じないですね。没個性的。Ever17ではココやつぐみといった 濃い面子が揃ってましたので会話だけでも退屈はしませんでしたが……う~みゅ。

錬丸編は錬丸とマイナの理論的な会話がメインでいまいちアレです。あと不可解に思ったのが ミラージュと志村クラブの抗争。思想が違うからといってわざわざ喧嘩することはないと思うんですが。 「世界」は広いんだし、「時間」もたっぷりある。遠く離れて干渉しなけりゃええやん。

12RIVEN プレイ日記 其の伍

引き続き鳴海編に突入。共通ルートでちょっと戸惑いました。何回やっても錬丸編に!  あれれ? おかしいな、と頭を捻って試行錯誤の結果、最後の選択肢が間違ってたことが判明。 あ~うん。そんな日もあるよね。ミスリードはお手の物だし(言い訳)。

記憶喪失の少年オメガを伴って公安の捜査です。よーやく面白くなってきました。 錬丸編 ⇒ 鳴海編で正解かも。んで、ちょっと気になった点。この手のゲームにおいて 「選択肢によって過去が変わる」というのはある種の禁じ手なんですよね。 何故なら話の辻褄が合わなくなる可能性があるから(パラレルワールドになっちゃう)。

この作品に関しては当然わざとなんでしょうけど、あまり気持ちの良いものではないですね。 ……といっても何も知らない現時点では、という条件付きですが。 これが伏線であることを祈るのみです。

12RIVEN プレイ日記 其の六

まだまだ鳴海編。やっぱこっちの方がワクワクします。あからさまな偽ミュウとか出てくるし。 胸の大きさが全然違うんですけど。つーかなんでこう、ゲームって巨乳のキャラが多いんでしょうね。 ドリーム入りすぎです。現実を直視すべきですよ男は。戦わなくちゃ、現実と!

というわけで霧寺と偽(?)ミュウのよく分からないΨ講座の時間です。 原理のヒントが提示されますが……さっぱり分からんです。 いわゆる「超能力」と呼ばれるものは全て使えるとのこと。 てゆーかなんで教えてくれるの? 敵じゃないのかあなた達は。

話の流れからすると鳴海にもΨの才能があって、それを引き出そうとしてる感じですかね。 そこらへんは今後のお楽しみってことで。 そういえば何か物足りないと思ってたら電波担当がいないじゃないですか!

12RIVEN プレイ日記 其の七

というわけで鳴海ルートクリア。謎解きはめっちゃ簡単でした。 ヌルいというか甘いというか。カードのアレなんか普通一目で分かるっしょ。 もっと激ムズにしてもよかったのに。殆ど間違えずに一発クリア。 しかし謎は山積のまま。

んでサクサクっとバッドエンドを回収。鳴海ルートは一つのミスでバッド直行なので 攻略が一瞬で終わってしまいました。まぁ楽でいいけど。 ところでバスタブのあのシーンは流石にギョっとしましたよ。 つーか一回目の時点で見つからなかったというのは無理がありすぎ

そんなこんなでついに最終章(?)∫ルートが登場です。 あれ? なんだか今回はボリュームがちょっと少ないかもしれませんね。 なにはともあれ……ラストスパート! プレイ日記も今回は少なくまとめられそうです。

12RIVEN プレイ日記 其の八

というわけで∫ルート。共通ルートから分岐するわけですが、ヒントは何も提示されません。 なので辿り着くまで結構難しいかもです。錬丸ルートと鳴海ルートの中間のような選択肢を選ぶとよいかも。 自分も何回かやり直してようやく行けました。

んで内容はというと、大筋は似ているようで展開が全然違います。面白いですよ。 共通ルートと同じく錬丸と鳴海で交互に話が展開。所々に「私」とやらが出てきます。 まぁEver17のアレみたいな存在ですかね。メタフィクションと最初から言ってるし。

マイナさんと急接近したりオメガの部屋にとんでもないモノが隠されてたり 遊々が国家元首だったりツッコミどころ満載見所盛り沢山!  まだ世界の秘密とか種明かしはこれからなんですが、ラストが楽しみになってきました。

以下以下ネタバレ(かもしれない)考察

鳴海とマイナさんって同一人物? 年齢、身長、胸の大きさ、髪の色、瞳の色が同じです。 (ありえない)ヴィーナス・トランジットの思い出も同じ。 鳴海の立ち絵が出てこないので比べて確認出来ませんが。 ミスリードの可能性が高いですが、まぁそうだったら面白いな、と。

12RIVEN プレイ日記 其の九

まだまだ∫ルート。とりあえず一旦バッドになりました。つーか∫ルート長ッ!  現在は多分終盤。錬丸ルートでのフラストレーションを吹き飛ばすような怒涛の展開。 圧倒的な情報量にちょっと混乱します。つーか誰が誰やら。え、え、えぇ~~!!  な感じで頭を整理する必要がありそうです。

すいませんちょっと12RIVENナメてました。 これは素直に面白い作品だと認めざるを得ませんね。 ただ、そう感じるまでにかなり時間が掛かるのがネック。 錬丸ルートだけだと評価は低いかも。

なにはともあれずっと錬丸のターン! な状態です。一般人(?) なのに頭と記憶力が良すぎで笑えます。それこそ何者だよ!  とツッコまざるを得ません。主人公の面目躍如ですね~。 没個性的と言ってごめんちょす。

12RIVEN プレイ日記 其の拾

君が、解き放たれてしまう前に

というわけで全エンドクリア。CGも全て埋まり、めでたく12RIVENフルコンプリート。 攻略も完成しました。総プレイ時間は……すいませんチェックするの忘れてました。 面倒なので確認しませんが(既に片付けちゃった)推定25時間ぐらいかな。意外と長かったです。

んじゃ、恒例のダメ出しといきますかね。まずCGが微妙です。 巷では作画崩壊とか言われてるみたいですが適切な表現ですね。 デッサンとか構図が微妙におかしくね? と思う部分が多々ありました。 ちょっとプロっぽくないです。てゆーかクオリティが安定してません。 思わず噴出してしまうような間抜けなCGもあったし。

ヒロインの魅力がイマイチ。 錬丸ルートや∫ルートでのミュウの態度にイラっとすることがしばしば。 仲直りも唐突過ぎるし、ちょっと彼女は好きになれませんでした。 あと鳴海の影が薄い気がしましたね。サイクロペディア症候群ってだけで 他は普通、みたいな。真琴可愛いよ真琴。

クリアしても謎が残る。 記憶喪失とされた彼がどうしてそうなったのか、とか∫ルートでどうして記憶が戻ったのか、 とか本当に記憶喪失だったのか、とか。まぁ逆に言うと考察の余地が残されてるってことですが。 結局最初のシーンは完全なミスリードでOK?

総評。Ever17には遥かに及びませんが、これはこれで面白かったです。終盤のシナリオは非常に良かった。 点数にすると80点ぐらい、かな。Ever17をプレイしてない人だったらもっと点数は上がるかも。 やはりEver17の壁は厚いですね。今回も越えられませんでした。

最後に、一番印象に残ったキャラは霧寺かな。少し照れながら真相を語るシーンは 不覚にも可愛い奴と思ってしまいました。 さてさて。次は『CHAOS;HEAD』でもやりましょうかね~ ……ってあぁ~! そういや『Myself;Yourself』積んでるの忘れてた……orz

『12RIVEN -the Ψcliminal of integral-』プレイ日記 完

12RIVEN プレイ日記 あとがき

え~そんなこんなで無事完結しました。『12RIVEN プレイ日記』。 前回の予告通り10回にまとめることが出来たのでホッとしています。 攻略もまずまずのペースで出来たと思うし。 アクセス数も順調に増え(これから戻るだろうけどorz)、 自分的には大満足の流れでした。

で、前回と今回ではプレイ日記の書き方を変えています。 前回はストーリーの流れを細かく書きすぎて内容が薄くなってしまい、 大失敗でした。なので今回はそういった部分を削り(ネタバレ防止の意味もあるけど)、 ツッコミを多く入れるという本来のスタイルで書くよう心がけました。

初心に返るといったところですかね。そのおかげかある程度のクオリティは保てたかな、 と思いますですよ。てゆーか最近のプレイ日記は「ある程度まとまった量にしなきゃ」 という意識が強くなり過ぎてたのかもしれません。 物書き(自称)としては反省を忘れずにもっと精進せねば! ですね!