第二回 『ログデータの取得(全体の流れ)』
さてさて。前回「Webビーコン型」を作るよ~と決めたわけですが、 システムとしては「ログデータ取得用」と「ログデータ解析(閲覧)用」 の二種類のスクリプトが必要となってきます。 まぁ無理やり一つのスクリプトにまとめる事も出来ますが 効率が悪いので分けましょう。
まず最初はデータを取得するスクリプトを作ります。 以下システム全体の流れ。基本はこうなります。
- HTMLから<script>タグでJavaScriptを呼び出し
- JavaScript内で<img>タグを出力
- <img>タグからスクリプトを呼び出し
- スクリプトを実行し、ログを保存
「Webビーコン型」の解析はほぼ全てこのような流れになってます。 補足としてJavaScriptがOFFのブラウザ用に<noscript>タグから <img>タグを呼び出すようにすれば完璧ですね。
で、どうして<img>タグを出力するのかっていうと、 「src」属性に画像ファイルではなくスクリプトファイルを指定すれば HTMLファイルを読み込んだ時に自動的にスクリプトを実行してくれるからです。