Remember11 プレイ日記

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『Remember11 - the age of infinity -』 其の零

さて。いよいよ発売になる『Remember11』。以前にも書きましたが 期待半分、不安半分です。不安はもちろん 前作『Ever17』が凄すぎた為です。 恐らく超えられないと思います。でもいいんです。 ある程度のレベルを維持してくれれば文句は言いません(がっかり予防線)。

そんなこんな(?)でとりあえずプレイ前の展開予想。 「人格交換」が今回のギミックですが、「こころ」と「悟」だけなのか? 二人は心理学用語の元型の対になっているようですが、 他のキャラも雪山 <=> スフィアで対になっている気がします(「ゆに」以外)。

「ゆに」は雪山とスフィア両方に登場するとの事ですが、 本当に同一人物なのか? ・・・前作をプレイした人なら 解ると思いますが否が応にも疑ってしまいます。笑。 まぁ裏の裏を突いてくるとは思いますが。

その「ゆに」の素性ですが、ライプリヒにつぐみと一緒にいた 例の子供で間違いないでしょう(あからさまですが)。 となるとキュレイのキャリアであるから・・・ もしや「人格交換」が新しいキュレイなのかな?

こんなトコですかね。予想というか疑問は。結果はプレイしてのお楽しみです。 正直外れて欲しいって気持ちは有りますね。予想を裏切る展開が佑は好きですから。

『Remember11 - the age of infinity -』 其の壱

R11のネタバレはありませんョ・・・と。

とりあえずファーストインプレッション。面白いです。 コレですよコレ。待ってたのは。謎が謎を呼ぶ展開。 あ~もう!これぞ infinity!

今回もEver17と同様閉鎖的な空間内のお話ですが、E17の時と違い 最初っから緊張感が有ります。E17は危機的状況にも関わらず メンバー全員がマターリし過ぎでちょっと違和感が有りましたが、 今回はいきなし切羽詰った感じで個人的に◎。

今回の物語の鍵を握る「人格交換」ですが、予想以上に面白い! かなり頻繁に入れ替わる為、思わぬ状況の変化にドキドキです。 まだ「こころ編」ですが「悟編」がすっごく気になります。 しっかし異性に入れ替わるのはやはり抵抗がありますよね。 プレイしている方は楽しいですが。笑。

とりあえずクリアしたら攻略やろうかな~と思って 選択肢毎にメモ取ってプレイしてます。面倒ですが・・・

『Remember11 - the age of infinity -』 其の弐

R11のネタバレはありませんョ・・・と。

「こころ編」クリアしますた。なんていうか・・・

えぇええぇー!! 何がどーなってるのー!? ワケわからーん!!(呆然)

結論。「こころ編」だけじゃ事件の真相はさっぱり解りません。 「悟編」をやるのが物凄い楽しみになりました。 多分最後には二つのシナリオが一つに繋がると思います。 で、Ever17のように最終章「ゆに編」とかが始まりそうなヨカーン。

そういえば「Never7」「Ever17」を意識したネタがちらほら出てきてます。 「シュレディンガーの猫」っぽいのとか「第三視点」っぽいのとか。 もちろんそれらをやってなくても楽しめると思いますが、 やってた方がより罠にハマりやすいかも。 なんかまたミスリードさせようとしてる意図がひしひしと・・・笑。

『Remember11 - the age of infinity -』 其の参

R11のネタバレはありませんョ・・・と。

「悟編」クリアしますた。う~ん・・・非常に評価に困る作品でした。 しばらく時間空けてバッドエンド回収予定。システム上ちょっと面倒ですが。 とりあえず感想Q&A。

・客観的に面白いと思うか? ⇒ 微妙。人を選ぶと思う。

・個人的に面白いと思うか? ⇒ 非常に面白いと思った。

・人に薦められると思うか? ⇒ 薦められない。

・前作『Ever17』を超えたと思うか? ⇒ 方向性が違う為、比較出来ない。

素直な感想としてはこんな感じですかね。 ネタバレしない程度にあのエンディングに関して。 納得出来ないという意見が大半ですが、佑的には納得出来ました。 何故なら例の犯人の事も、ゆにの言葉の意味も、黛の反応も、穂鳥の行動も、 全て予想済だったから。全てではないにしろ推理が当たっていたので やっぱりね、というある種の優越感が有り面白いと感じたワケです。

逆に言うと、ちゃんと推理せずに理解していないプレイヤーは 完全に置いてけぼりになってしまい、ワケわからん=つまらない、 という短絡的な評価になってしまうと思います。今回ばかりはファ○通の評価は 正しかった、と言えるでしょう(むしろ高い方かな?)。

『Remember11 - the age of infinity -』というタイトル、 サブタイトルも絶妙だな~って思います。内容をきちんと理解していないと この意味すら解らないでしょう。まさしく・・・infinity loop です。

最後に・・・クリアした人は今後の展開が非常に気になると思いますが、 『Infinity』の完全版として『Never7』がリリースされたのと同様、 『悟編CURE』もしくは『ゆに編』を追加した『Remember11 完全版』 がリリースされると佑は予想しています(切実な希望です)。 購入しようと思っている人、もしくは購入を迷っている人、 今回は購入せずにしばらく様子を見ましょう

『Remember11 - the age of infinity -』 其の四

R11のネタバレはありませんョ・・・と。

全エンディングコンプリート。既読率は99%。100%は・・・無理です。_| ̄|○  詳細攻略をする予定でしたが、作品としてあまりにアレなので断念しました。 ・・・・なんて言ったらいいんでしょうか。 マトリックス・レボリューションズを観た時のような微妙なこの気持ち。 面白かった・・・のか?

前回「個人的には非常に楽しめた」と書きましたが、 そう自分に言い聞かせなきゃやってられません。 やっぱ思い込みは大事ですよね

「大切なのは過程であって結果ではない。人生と同じように」 ・・・この作品を評するとしたら、この言葉が一番しっくり くると思います。何故ならこの作品には「結果」(オチ)がごっそり 抜け落ちてるからです。例えるなら前作『Ever17』の解決編であった 「ココ編」が入っていない状態。

作中でいくつも提示された重要な謎がかなり残った状態で 唐突に終わってしまうのです。ある程度推理出来ますが 真相はこうである、とはっきりとは明示されません。 あとはプレイヤーが脳内補完して下さい、と。 そんな作品なのです。巷では「未完成品」と揶揄されてます。

2chでは3月の決算期に間に合わせる為に時間が足りなくて 解決編を入れる事が出来なかったと噂されてますが、 それが真相でしょう。とても残念ですが、 大人の事情って事で仕方ないですよね。

物語自体のクォリティは高かっただけに非常に惜しい作品です。 とりあえずR11は無かった事にして次回作に期待しましょう。

『Remember11 - the age of infinity -』 其の伍

R11のネタバレはちょびっツありますョ・・・と。

いい加減最終回にしたいんですが、そうは問屋が黄泉木ロボです(意味不明)。 ・・・一応説明すると、R11のゲームディスクには本編未使用のワリとネタ系の 音声データが大量に存在するのです。黄泉木戦隊とか、 あの狂った口調で「しろとあおのしましま・・・しろとあおのしましま・・・」 と呪詛のようにつぶやいてたり。ぶっちゃけ、隊長最高

・・・ええっと。今回書きたかったのはそんなことではなく、 タイトルの「Remember11」の意味の事です。R11は色んな所で考察されてますが、 タイトルに関しては殆ど言及されてません。みんな分かってないのかな? ってもどかしく思ったんで、佑的解釈をとりあえず披露します。

これって単純に「ゆに」の事ですよね。細かく言うのなら、 「2011年を繰り返す11歳のゆに」。佑の解釈では ゆには 2011/1/11 ~ 2012/1/11 の間をずっとループし続けてるんです。 テラバイトディスクと一緒に。

例え同じ歴史をなぞらずに悟が 2012/1/17 に全員を助けても、 その期間(世界)はもはや時間の流れから切り離されちゃってると思います。 Never7 と似たような状態ですね。 つまり、こころと悟主観の世界とゆに主観の世界は クロスしつつもパラレルワールドっぽくなっちゃってるんです。

「クロスしつつ」ってのがポイント。こころ編のバッドエンドで 新聞の記事が変化するのは、こころ主観世界の未来とゆに主観世界の過去に ズレが生じた為に補正された(ゆにが補正した?)と考えられます。 シュレディンガーの猫っぽいですね。観測者が過去(未来)を決定した訳です。

ってな感じで考えてたから、悟編のエピローグでゆにが思わせぶりに 言ってた言葉が理解出来たし、最後の「ループは終わってませんYO!」 って例のメッセージもやっぱりな、って思ったんです。 とゆーわけで無理やり気味な考察は終了。完結編が出たらまた続きを書くかも。