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テイルズ オブ ヴェスペリア(PS3版)レビュー

はい、というわけで超今更ですが最近プレイしたのでレビュー。 結論から言うと丁寧に作られた古臭いRPG。数年前に発売されたことも踏まえた上で ですがやっぱりね。近年世界中で嘲笑される、これぞ「JRPG」といったところでしょうか。 点数を付けるとしたら70点ぐらい。ファンなら80点以上かも。

ちなみにこのシリーズをプレイするのは第二作目の『デスティニー』(PS)以来十数年ぶり。 どんだけ進化したんだろう、と期待した部分はありましたが良くも悪くも延長線でしかなかったです。 ストーリーは王道路線にダークヒーロー的な要素を入れて味付け。 多少考えさせられる部分もありますが分かりやすーい展開。

なんだろう、やっぱりお子様向けのシリーズなのかな。ちょっと自分がプレイするには 歳を取りすぎてしまったようですw ただ、がっかりするかというとそうではなく、 それなりに面白い。ひたすら万人向けに、ひたすら無難に。 良く言えば安心してプレイ出来る作品です。

褒める点があるとすれば、バトルのAIがなかなか良く出来ている点ですかね。 面倒だったので一対一以外はほとんどオートで戦ってました。 たまにおバカな行動も取りますが基本作戦通りに動いてくれました。 あとスキルの種類が豊富でどれを選択するかというのもまた楽しい要素。

メインシナリオがちょっと冗長すぎる気はしますが、寄り道も含めて 大ボリュームなのは評価大ですね。周回プレイしたくなる作り。 ですが正直言えばPS3のRPGでは『トラスティベル』の方が古いのに 遥かに洗練された出来というのは疑いようがありません。 バンナムにはもうちょっと頑張って欲しいですね。

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