うみねこのなく頃に 第三話 プレイ日記

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うみねこのなく頃に 第三話 プレイ日記 其の壱

というわけで第三話。なんかあっという間ですね! もう三話かという感じ。 最終的に何話になるのかな? どうにも嬉しいことにまた長丁場になりそうな予感。 ひぐらしに引き続きアニメ化されるそうですが、現時点でどういうラストにするのか興味を惹かれますね。 原作通りだと視聴者は絶対に納得しないでしょうし。

製作日記によると第一話はミステリー、第二話はファンタジー、第三話はその中間とのこと。 ケースの裏面には「アンチミステリーVSアンチファンタジー」と 「絶対に貴方は屈服する」といういやらしい煽り文句が。 ?! どういった構成になるのか今から楽しみです。

……てゆーか第二話で既に屈服してますが

うみねこのなく頃に 第三話 プレイ日記 其の弐

この物語はどうせ幻想に決まってます

というわけでプレイ開始。いきなり新キャラ「ベアトリーチェ」が登場。これは……別人?  明らかに同一人物ではない様子。上品だし。う~みゅ。初っ端から謎です。 ……と思ったら現ベアトリーチェの師匠とのこと。「ベアトリーチェ」の名前を継いだって ことなんでしょうかね。

しっかしこの優しそうな師匠からこんなドSな弟子が育つとは…… そこらへんもドラマがありそうな予感。「姫様」と呼ばれてるし生い立ちが気になりますね。 つーかなんでロリベアトの立ち絵がないのじゃ! ちょっぴし期待したのに!!

うみねこのなく頃に 第三話 プレイ日記 其の参

一時間ほどプレイ。またもや新キャラのノロウェとやらが登場。 製作日記で出ていたのあのおっちゃんですね。紋章の服を着ていたから 一族の人かと思いきやベアト側の人。人というか悪魔。 やーもう何でもありですね。

ところで今回のプレイ日記はちょっと短めかもしれません。 何でかって言うと最初からシリアスな展開で ツッコミどころが少ないから。 なのでちょ~っと歩みが遅いかもしれませんがご容赦を。

それにしてもやっぱり面白いですよ。うみねこ。ひぐらしより 「ゲーム」っぽいです。知的な遊びというか。 強制的に頭を使わせる感じが個人的にとても好きです。 構成が良いから少々の粗があっても許せちゃうんですよね。

うみねこのなく頃に 第三話 プレイ日記 其の四

最初の手紙に対して繰り広げられる大人達の推理は とても面白いですね。信憑性があるようなないような。 霧江さんがキーキャラクター? 戦人も影響されてますし、彼女の発言は要チェックですね。

キーワード『ヘンペルのカラス』。でもこれちょっと強引過ぎませんか? だって「カラスが黒い」ことを証明するには「カラス以外の鳥は黒くない」を証明すればいい らしいんですが。ちょっと待て~い! カラス以外でも黒い鳥はいるんじゃね? さすが魔女。よく分からない手で攻めてきます。

今回は戦人とベアトの対話モードが非常に長いです。こっちがメイン(?) で間に現実の話が挿入される感じです。第一話、第二話とかなり趣向が違いますが これはこれで面白いですね。屁理屈合戦は見ものです。ちょくちょく絡んでくるノロウェも何気にいい性格。

うみねこのなく頃に 第三話 プレイ日記 其の伍

魔法バトルに吹いたら負けかなと思ってる

第一の夜までプレイ。衝撃の(?)新事実が語られました。 ベアトリーチェは実在した。しかし……。う~みゅ。 ベアト自身のことと19年前の事件が明らかになります。 ですが対話モードでベアトが語る真相をそのまま受け入れるのも無理でしょう。

魔法的要素を否定するってことは、現実的な代替案を提示しなきゃいけないってこと。 ……う~みゅ。わからんw とりあえず現時点では「誰かが誰かに殺された」という結果だけしか信じられませんね。 それにしても熊沢のおばちゃんが覚醒するなんて夢にも思いませんでしたよ。 新手のギャグですか。

うみねこのなく頃に 第三話 プレイ日記 其の六

なんと「シュレディンガーの猫」とか「量子論」が出てきました。 KID作品をプレイ済の人にはおなじみのアレ。 第二話のプレイ後に自分が辿り着いたのはまさにそんな感じです。 つまり「現実の戦人」は殺人のあった瞬間に立ち会ったわけじゃないんです。

だから対話モードでの戦人(神の視点)が見聞きする魔法的現象は 「無かったこと」として無視してもいいんじゃね? みたいな。 ただの「演出」なので「結果」だけを材料にして推理すべきだと思いますね。

ところでベアトがツンデレっぽいのが気になりました。 最近ちょっと過食気味なので個人的には若干マイナス評価かな。 飽きたというか。まぁ好きな人は好きなんでしょうけど。 とことんドSキャラとして貫いて欲しかったところ。

うみねこのなく頃に 第三話 プレイ日記 其の七

「魔女の継承」までプレイ。またもや衝撃の展開が! 碑文の謎を解いて あっさりと黄金郷に辿り着いてしまいましたとさ。めでたしめでたし。うみねこのなく頃に 完。 ……ってえぇ! マジですか。とりあえず具体的な謎解きは明かされませんでしたけど、 それほど難しい謎ではなかったということですかね。

そして何やらきな臭い雰囲気が。皆殺しフラグ?  黄金郷は最終話までお預けかと思ってたんですが……つまり単純に黄金を手にしただけでは 幸せになれないってことですね。というか碑文の全てを解明したわけじゃないし。 中盤、後半部分は相変わらず謎です。

おそらく序盤の鍵を入手して黄金郷の場所をつきとめても中盤の惨劇は止まらないでしょう。 この部分の解釈が一番難しい気がします。回避は不可能なのかどうか。 死んでるのに死んでない……? 猫???

うみねこのなく頃に 第三話 プレイ日記 其の八

「ベアトvsベアトリーチェ」までプレイ。注目の新キャラ「シエスタの姉妹」が登場。 今までとは明らかに違う描き方でびっくりです。コツでも掴んだんでしょうか。 アレな服装デザインはそのままですが、デフォルメ具合は少なめで丁寧に描かれてます。 顔とかのバランスもいいし、今風と言いますか。今までが同人絵過ぎたと言えなくもないですがw

システム画面でちょっと気になったんですが、切り替えの反応が鈍いです。 他にも何人か姉妹がいるのかな?(今はシークレット扱い) と一瞬思ったんですが、 NScripterの仕様っぽいですね。どうでもよい部分ですが微妙にストレスが

なんにせよ良いキャラで人気が出そうな予感。コスプレもしやすそうです。痛いけど そして加速度的に影の薄くなる煉獄の七姉妹。早くも世代交代ですか。 アニメ化は多分第二話まででしょうね。第三話のカオスな展開は視聴者を混乱させるだけですw 魔女対魔女ってあんた。戦人はどこにいったのやら。

うみねこのなく頃に 第三話 プレイ日記 其の九

「三人の生存者」までプレイ。新ベアトリーチェは「赤き真実」のオンパレードで戦人を追い詰めます。 恐らく今作品最大の難関。「南條殺し」を説明出来なければ……チェックメイト。 一応今回は犯人が分かっています。ですが……例によって方法が分かりません。

現在は「15人が死亡、3人が生存」という状況。そして「南條は誰かに殺された」。 にもかかわらず「残る3人は南條殺しに関わってない」という矛盾。 「島には18人しか存在しない」「人間以外の動物は事件に関係ない」 「トラップ等はない」「面と向かって対峙し殺された」という事実に付け入る隙はあるのか!?

「14人の誰かが生きていて、南條殺害後に死亡した」というのが一番簡単なんですが……。 時系列のミスリード? 揚げ足取りや屁理屈でどうにかなる問題なんですかね?  しかし「人間犯人説」が正しいと確定したのは「推理するモチベーション」を 復活させる良い材料ですね。解けるかどうかは別として、ね。

うみねこのなく頃に 第三話 プレイ日記 其の拾

縁寿さん目つき悪ッ!!

というわけで本編、お茶会、裏お茶会(というか後日談)全て読了。 これにて『うみねこのなく頃に 第三話』コンプリート。 今回は絵羽とベアトリーチェが主役。メタ視点がメインで前回までとはちょっと趣向が違います。 これはこれで面白かったです。もう魔法バトルは勘弁ですが。

さてさて。考察サイトをちらっと覗いてみましたが難攻不落の「南條殺し」の件は やはり「時系列のミスリード」と「赤字のミスリード」を取っ掛かりにして推理すると なんとか切り崩せる余地があるみたい。赤字の出てくるタイミングも厳密にチェックするべし! つまり赤字が出てきたからといって過去に遡ってまで適用する必要はないということでOK?

でもそれが当たってるとしたらちょっとアンフェアというか、意地が悪いなぁw。 「赤字の適用範囲の詳細」を追求したい所存であります。 例えば「皆が集まった時点で既に金蔵は死亡してて別人と入れ替わってた」 とかだったら「島には(生きている)人間は18人」だけれども死体をひとつ増やせますよね。

恒例の駄目出し。相変わらず一人称と三人称が入り乱れる雑な文体です。が相変わらず面白いのも事実。 新キャラのデザインが成長してるんだかしてないんだか微妙な感じが印象的でした。 や、個人的には好きですけどね。毎度のことですがBGMが今回も素晴らしいです。

総評。全体の構成が特殊過ぎて評価しにくいですが……80点ってことで。 もっと単純な作品だと思ってましたがかなり複雑で手ごわいです。 ところで次の第四話で「問題編」が終了だそうで。 ということは「ひぐらし」と同じく第八話まであるっぽいです。あと二年半は楽しめますね!

「うみねこのなく頃に 第三話 プレイ日記」完。